介護職がUターンで転職をするメリット

介護職として活躍する場合、Uターンをして地元で働くという選択肢も魅力的だ。

どんなメリットがあるのかというと、やはり都心部と比較して家賃を抑えられるというのは大きい。
介護職は他職と比較して給与が高く設定されているわけではないので、貯蓄を考えるのならどこかで節約する考え方が一般的だ。もしUターンをして実家暮らしに移行するのであれば、大きく家賃代を浮かせることになり、その金額分を貯蓄に丸々回すこともできる。もちろん、浮いた金額をどう使うかは個々人によるが、少なくとも数万円分毎月余裕が生まれることは確かだ。

また、介護職は全国各地で求められている職業というのも、Uターンで介護士が活躍しやすい条件の1つだ。地方都市でも確実に介護士の活躍は求められているし、都心部に求人が集中しているわけでもない。
また、普通免許を有している場合、さらに活躍の幅を広げることができる。地方では街の中心から離れて暮らしている高齢者も多く、そうした高齢者に向けて介護サービスを展開する場合、自動車での送迎が必須となるためだ。
このように、求人を見つけることも比較的容易で、地方においてありがちなUターンをしたけど転職先が見つからない、という事態を避けることができる。
現在、介護職の正社員として転職を目指しているのなら、なおさらメリットの大きい選択肢となるだろう。都心と比較して正社員登用を目指す割合が低いため、積極的に働くことで正社員として採用される可能性も高まるのだ。